



アップル社はAIスピーカー部門では出遅れた?


【シリコンバレー=佐藤浩実】米アップルは9日、音声人工知能(AI)で操作するスマートスピーカー「ホームポッド」を米国などで発売した。アマゾン・ドット・コムから3年、グーグルからも1年以上遅れての参入だ
引用元:日本経済新聞(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26791430Q8A210C1EA5000/)
2018年2月9日に発売される、米アップル社の「HomePod(ホームポッド)」。上記の日本経済新聞に掲載されているとおり、ホームパッドは、Amazonの発売より3年、Googleの発売より1年以上遅れての発売となった。たしかに遅れて参入することになったアップルだが、他社との違い=自社の強みを設けている。
HomePodは、「高音質」にこだわった仕様になっており、音楽に重点を置いたアップル社のAIスピーカー戦術がうかがえる。そもそも、アップル社といえば「iPod」「iTunes」の音楽再生デバイスや、管理システムに非常に長けている。音楽に関してはアップル社は現在に至るまでずっと重要視してきた分野である。
AIスピーカー業界が、家電との連携、コミュニケーションに力を注いだのはもちろんだ。アップル社はAI機能を備えたデバイスである以前に「スピーカーである」ことも重要視し、再生される音楽・音声にこだわったのではないかと思われる。
「高音質」がホームパッドの最大の魅力
音質については、「目を閉じると、ライブ演奏を聴いているように感じられる」と評価。また音の透明感が高く、それぞれの楽器の音色が輝いて聞こえることにも言及している。「非常に高価なハイエンドスピーカーの音には及ばないが、HomePodは数千ドルするわけではなく、一つの小さなエンクロージャーで、きらめくような音質を実現している」と評価している。
引用元URL:(https://www.phileweb.com/news/d-av/201801/28/43168.html)
海外メディアengadgetレポートでもHomePodの音質には利用者の絶賛が届いている。HomePodでweb検索すると、至るメディアで「音質」に関する評価を目にするだろう。このように多くのメディアがHomePodの特長を事細かに特集している。もちろんApple社といえば「Siri」との連携や、「iphone」「mac」シリーズなど、同社デバイスとの互換性は抜群にとれている。
スピーカー内部に搭載された。A8チップ、8個のマイクロフォン、ツイーターが7個とデバイス好きな人には堪らない仕様だ。Amazon EchoやGoogle Homeとの差別化を図る術が内部に組み込まれている。デザイン性ももちろんだが、AIスピーカーとして今後アップル社の「HomePod」がシェアされていくことは間違いないだろう。


日本での発売時期は?





日本での発売時期は未定だが、発売を待ち望むファンの間では2018年~2019年が予想されている。単純にアメリカでの価格と同じであれば、4万円程で発売されるようだが、価格に関しても公式的な発表はない。今後の情報に期待しよう。
アイキャッチ画像引用元URL:(https://www.usatoday.com/story/tech/talkingtech/2018/02/14/uh-oh-apples-homepod-can-stain-some-wood-furniture/338928002/)